みなさん、いかがお過ごしですか?
もうじき5月ですね。
5月10日は、goen°の設立記念日です。
その前に、今月26日は わたしの生誕34周年です。
そして、10日発売予定だったのが のびにのびて
5月21日に はじめてで さいごの 紙の作品集といっても過言でない
作品集「うたう作品集」が 発売いたします。
ここには、愛するスタッフと過ごした時間が たんまり入っております。
濃いぐらいに 入っております。感謝をこめて、自らレイアウトしてみたのですが
これまた ぐちゃぐちゃになってしまいました。
そんな 作品集を制作していて あることに気づきました。
わたしは、いままでやってきた お仕事で
異常に 「まる」 という要素が 多いのです。
もちろん 会社名もgoen°。 しかも n の右上に 「まる」がついています。
この「まる」は、「goenど」を変換すると、でてきます。 気温の「ど」です。
「ご縁度」です。
縁のきっかけの「まる」、つながっていくこと、縁の体温をあらわすこと、
いろいろなことを思って、ふと つけてしまったわけです。
皆さん、よくこの「まる」を打ち込むのに苦労されるみたいなので、これからは
上記のような変換で お楽しみください。
さて、そんな「まる」ですが、
私が大学の卒業制作で作った どでかいオブジェも2mのフラーの法則で制作した球体で、
博報堂に入社して初めて制作した 日産自動車の ある新聞広告も円形の図版で、
それから、球体の車を制作していたり、球体の月を湖に浮かべていたり、
「まる」だらけでした。
そして、今いる goen°の事務所は、まるいものが沢山ぶら下がっていて、
独立を決めて最初に購入したのも円卓です。
そんな「まる」歴史に とどめを打つかのように、
これぞ「まる」。という 新しいお仕事があります。
それは、
SONY「make.believe」
ソニーの「好奇心を持ち、想像力によって夢を実現させよう」という新たな企業メッセージを
展開させていくという
わくわくな ことを わくわくな ものにして、
スタッフみんなで わくわくするという状況です。
これは、藤井保さんが、人工日食と名付けた 秘密の撮影方法で撮影した球体です。
そんな 好奇心を刺激する皆さんとの接点の「dot」(まる)からはじまり、
たくさんの 「dot」を たくさんの仲間と制作しました。
まずdot graphic
http://www.sony.co.jp/united/makedotbelieve/dotgraphic.html
これは、わたしの大好きな日比野克彦さん、小西利行さん、森口哲平さんが
146個ものdot 指令をあらゆる場所に展開したものです。
というのは、いつもとちょと違う角度で想像してみると もっとわくわくするかもしれない
好奇心を刺激するワークショップをポスターに展開したものです。
たとえば、
エレベーターのそばには
「行きたい階に 1を足した階に行ってみよう」
水場では
「今ここに流れている水が、一年後どこにいるのか考えてみよう」
他にも
「間もなく階段が終ってしまう、という気持ちを確認しよう。」
「二足歩行を始めた時のことを思い出そう。」
「雨が降ってきたら、雨を待っていた人のことを想おう」
「一番好きな歌を 100の場所で聴いてみよう」
など、ひとつの 言葉のきっかけだけで
ふわふわ記憶が行き来し、
あたまが ぐにゃぐにゃする
些細な日常での 気持ちのウォーミングアップのようなものです。
現場で参加できない人のために
中村勇吾さんをはじめ スタッフ一同が制作したdot portで
今もなお 皆さん参加できます。
http://www.sony.co.jp/united/makedotbelieve/dotport.html
40分おきに指令がでますので、是非 参加してみてくださいね。
こんなふうに、六本木ヒルズにある 「生dot」に描かれます。
私も現場に観光気分で 行ってまいりました。
そして、そんな 想いや ことばの 一部を視覚化した
dot movie(CM)は
http://www.sony.co.jp/united/makedotbelieve/dotfilm.html
これまた、わくわく です。なにより、一緒に制作した こだまgoen°こと
キャビアの監督、児玉裕一さん自体が わくわくでした。
ふたりとも 丸顔ですし。
わたしたちは、CDの内山光司さんのもと、 おおいに 子供のように
好奇心が沸きだった瞬間、もう撮影しているという
勢いとスピードで沢山の仲間やスタッフを巻き込み、かたちにしていったものです。
今後メイキングも公開されるので、おおいに笑ってください。
そして、この後
dot labでは、日比野克彦さんと 「好奇心の遊び場をつくろう」というワークショップを
4月24日(土)に行います。(詳細は、その日に きっとうまれていきます)
さらには dot parkという もっと触れることのできる
「dot」の空間を 建築家の大野力さんとmono°goen°にて準備中です。
これも、「まる」だらけな予感です。
毎日 「まる」の中で 「まる」なことを 考えております。
頭が ぐるぐるします。
なんなのでしょうね?
「まる」は、 長さが測りきれず、永遠につづくこと
そして、小さな点をつなげていって かたちづくこと
そのもの自体 わたしにとって 本当に 好奇心の固まりなのかもしれません。
やっぱり、 しかく よりは まる が好きです。
そんなこともあり、 わたしの作品集も 学生の頃の「まる」モノから、この「dot」まで
縁ある すべてが、まるまる 入っております。
ぜひ、関わってくださった全ての方に、そして、これから出会う皆さんに
早く 届けられることを 心から願っております。
あらためて goen°を 感じてしまったわけです。
(p.s ただパソコンのウィンドウは まるい形より しかくの方が見やすいですね)
前回の日記のコメントに なんと 動物園の岩野園長からのコメントがありました。
↓
2010 年 4 月 9 日 09:03 | 編集
春ですね…と言っているうちにミモザは終わり桜も散るばかりとなって、
え?もう初夏?なんて冗談も言えません。
お元気ですか?
ロバのお腹が大きかったのを覚えておいでですか?
生まれちゃったのですよ!!
その写真はここで↓
http://www.kpfmmf.jp/zoo/news/2010/03/25002073.html
今ではもう小型のロバ君になっています…。
期末のばたばたでお伝えするのが遅れて申し訳なく思っています。
すみません…
この頃は覚えることより忘れることの方が多く、
最期を迎えた時はすべてを置いて行きたいと思っています。
いかん!湿っぽくなってしまった。
穏やかな日々が続いています。
やがてシャクナゲも咲きます。
一年中何かが咲いている園にしたいです。
(古くは笑うというのを咲うと書いたそうですよ)
そうそう、千絵さんのお誕生日ももうすぐですね。
芝生のお誕生会が思い出されます。
もうすぐおめでとう!!
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大変うれしいですね。
おおいに咲きたいです。
ロバのコミミの赤ちゃん、
皆さんも会いにいってあげてください。
わたしも、近々 会いに、咲きにいってきます。