9月2日
super school第一回目の授業でした。
super schoolとは編集者・クリエイティブディレクターである
後藤繁雄氏が1996年から主催している編集教室/編集ワークショップです。
「編集とコミュニケーションデザイン」というテーマで
15回授業を行ないます。
初日、
どんな生徒さんがやってくるのか、どんな出会いがあるのか
入学式のような久しぶりのワクワク感に包まれて授業開始。
まずはみんなに真っ白なA4用紙を配布。
1枚には「自分を表す言葉」もう1枚には「自分の顔のお面」。
さらさら〜と手慣れた感じで描かれる方、鉛筆をにぎりしめて固まってる方。
それでも皆さん、短い時間で描き終え、自己紹介。
お面は森本先生が付けます。
そして本人は本人ではない他者として、
隣の自分に成りかわった森本先生(お面付き)を
「この方は〜」と紹介するスタイルで行なわれました。
「自分を表す言葉」もしっかり見せつつ…
やはり、自分自身のことは自分がよく知ってるということでしょうか。
お面も、言葉も、その言葉の書き方も、
その人らしさが出てて色々でした。
森本先生は自身を水に例えて紹介しました。
水のようにどのようなカタチにも変化できる、
実際に水を使って紙を濡らし、破り、シワシワ、ぐちゃぐちゃ…
なんとなく、どんな人とこれから学んでいくのか
わかりました。
その後、生徒さんから
ミュージシャンとのお仕事について質問をうけ、
これまでのお仕事を見ながら、作ったときの気持ちや流れを
お話させていただきました。
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さて、最後は皆さんに視覚以外の感覚で構内の探検にでかけました。
二人組みになり、一人は目隠し。もう一人は誘導です。
ついさっき出会ったばかりの人と挨拶もそこそこに
目隠しです。
見えませんから、相棒になった人に全信頼をよせ
誘導してもらいます。
手をつないだり、腕をつかんだり。
お互いの距離は縮まるばかり…というか、絶対離さないで!
普段、目で見ている認識を、
手や足、言葉や音で感じ取ることは皆さん新鮮だったようです。
9月9日第二回目はゲストをお招きしての講義です。
テーマ「音楽」。またご報告します。